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Interview

医療従事者の力になりたい。 その想いが、私を動かしている。

M.A.

第二システム部 導入サポートSE職
2021入社(新卒)
法学部・法学政治学科 卒

医療従事者を支える、
業務効率化の最前線で。

就職活動期間がコロナ禍ということもあり、医療機関が逼迫しているというニュースは、よく目にしていました。医療業界で働く人々の力になりたいと考えたのも、その影響が大きかったと思います。その想いを実現できると感じたのが、当社です。当社が提供する「電子カルテ」や「医事会計システム」は業務効率化に貢献しており、医療従事者の負担軽減を可能にすることを知り、入社を決意しました。
現在は、主に2つの業務を担当しています。1つは、医事会計システムの導入業務。診療報酬の算定内容などをヒアリングし、システム設定やマスタ構築、帳票作成を行います。その後、医療機関へのPCの設置、医事課職員の方々への操作説明を経て、稼働日からスムーズに利用いただけるように立ち会います。もう1つは、医事会計システムの保守・サポート業務。システム利用中の問い合わせに対し、迅速に問題解決を行います。
医事会計システムを正常に稼働させ、業務効率化と負担軽減を実現させる。お客様に安心を届けることが、私たち導入サポートのミッションです。

文系出身を、言い訳にしない。

私が扱う製品は「富士通製医事会計システム」です。これはレセコン(レセプトコンピューター)とも呼ばれ、会計業務や診療報酬算定を行うシステムです。診療行為を入力することで自動計算が可能になり、計算ミスを減らすとともに患者の会計待ち時間を短縮させます。このシステムは医事課職員の業務効率化を支えるもの。特にパソコン操作が苦手な方にも配慮された設計が特徴です。

文系出身の方は、最初は困惑するかと思いますが、安心してください。実際、私も文系出身で医療業界の知識もITの知識もありませんでした。入社当初はサポート業務の問い合わせ内容を理解するのに時間がかかりました。診療報酬の算定方法や病院の運用について学びながら、システムの知識も習得する必要がありました。医療機関ごとに運用方法が異なるため、初めて聞く問い合わせ内容も多くあります。しかし、その都度自分で調査・検証し、解決したときには大きな達成感と成長を感じることができました。こうした経験を通じて、今では医療現場の効率化と安全性向上に貢献できるやりがいを実感しています。

同じ不安を抱える後輩たちを、
支えていきたい。

一番印象に残っているのは、診療所向け電子カルテシステムの新規導入案件です。それまで医事会計システムの自社リプレース案件しか経験していなかったため、診療所向け電子カルテシステムの導入は初めての経験。正直、とても不安でした。この不安を払拭するために、システムの仕様について学び、必要な作業を周囲の先輩に質問しながら、少しずつ明確化していきました。その結果、大きなトラブルもなく稼働を迎えられ、この経験を通じて能動的に動く力を身につけることができたと思います。
そんな私も多くのキャリアを積み、今では教わる立場から、教える立場へと役割が変わりつつあります。この仕事は、学ぶことが多く、はじめは分からないことだらけで不安を抱えやすい分野だと思います。私も同じような不安があったからこそ、後輩が安心して学べる教育体制を整え、不安を解消しながら成長をサポートしていきたいと考えています。