Interview
医療業界と時代の変化に合わせて、 システムも自分も進化していく。
S.Y.
第一システム部 導入サポートSE職
2021入社（新卒）
総合経営学部・経営学科 卒
現場に寄り添うシステムを。
医療従事者の方々が患者の命を守る姿に感銘を受け、自分も医療分野に貢献したいという思いが芽生えました。そこで関心を持ったのが、医療業界のデジタル化です。特に魅力を感じたのが、電子カルテシステム。効率的かつ正確に情報を管理し、医療現場を支援することで、医療の質向上に寄与すると確信しました。そんなシステムを開発・販売していたのが当社。また、早い段階で責任ある業務を任せてもらえる環境が整っていたことも、入社の決め手の1つでした。
現在、私が担当しているのは自社製品「ウェブカルテ」の導入・保守・サポート業務。病院のニーズに応じて運用計画を立案し、インフラ整備やシステム設置、連携テストを実施しています。医療従事者には操作研修やシミュレーションを行い、スムーズな運用をサポート。稼働後は電話での保守対応も行います。私のミッションは、電子カルテを通じて医療の質を向上させること。迅速かつ正確に患者情報を管理することで、患者の安全性や診療の質は高まり、医療現場の業務効率化につながります。また、セキュリティの徹底と法令遵守で、医療機関が安心して運用できる環境を提供しています。
医療機関に安心を届ける。
当社の電子カルテシステムの強みは、医療機関ごとに最適なシステムを提供できるカスタマイズ性と柔軟性にあります。開発からサポートまで一貫して提供できるため、導入後も迅速で統一感あるサポートを実現することが可能です。また、自社でシステム全体を管理しているので、患者情報の保護や法律を遵守した運用を行うことができます。医療機関が安心して運用できる環境を提供できるのも、自社開発の強みではないでしょうか。
長期的なアップデートも実施しているため、業界・時代の変化に対応した製品改善や機能追加も提供できる。ニーズを迅速に製品改善に反映することで、満足度向上にも寄与しています。
もちろん医療機関ごとにニーズは異なり、それに応じた細かいカスタマイズや迅速なトラブル対応をしなくてはいけません。医療業界の専門知識とIT技術の両方を駆使し、法令遵守やセキュリティ管理にも細心の注意を払う。簡単な仕事ではありませんが、電子カルテを通じて業務効率化や診療の質向上を支援し、患者様の安全を守ることに大きなやりがいを感じます。
組織全体に浸透させる。
私は過去に、電子カルテ稼働後にシステム間でデータが正常に送受信されない問題が発生し、業務に支障をきたしたという経験があります。初めは困惑しましたが、システムログや設定を一つずつ確認したことで、連携プログラムの停止が原因であると判明しました。プログラムを再起動することで無事解決。この経験を通じ、問題解決のために冷静に情報を収集し迅速に対応する重要性を学びました。お客様の信頼が迅速な対応にかかっていることを改めて実感した出来事です。これにより、問題解決能力とクライアント対応スキルが向上したと感じています。
将来の目標は、医療業界のデジタル化を牽引し、効率化と患者様の安全性向上に貢献すること。お客様のニーズに基づいたシステムのカスタマイズや改善提案を行い、使いやすいソリューションを提供するとともに、コンサルティングを含む包括的なサポートを目指します。また、将来的にはチームをリードし、組織全体の成長を支えながら、技術力やコミュニケーション能力を高め、医療現場で貢献できるシステムを提供し続けることが目標です。